ルビー 最高峰の宝石

ルビー 宝石のQueen of Jewel

 

ルビー 宝石

宝石の中で特に重要なコランダムの中には、もっともよく知られているルビーがあり、美しく輝くだけではなく、硬度が9とダイヤモンドの次に硬さもあり、古代から時代の中心を彩りながら女性に愛され続けています。

 

名前の由来は、ラテン語で赤を意味する「rubeus」で、歴史は古く、古代インドでも「宝石の王」として珍重されていました。

 

赤いコランダムはとても希少なもので、クロムを含むと赤色を帯びているものをルビーとして、やはり色の濃さや透明度が価値判断の第一条件です。

 

また、単に色が濃ければいいというわけではなく、色が濃くてなおかつ、にごりがなく宝石自体の輝きがあって透明感があり濃淡の色のバランスがいいことです。

 

ルビー 宝石

ピジョン・ブラッド(鳩の血の色)

 

濃い赤色で内側から光がある色合いのものが最高級のルビーの色で、紫外線に発光して、黒みの原因である鉄の不純物が少ないもので、ほとんどがミャンマーでの産出になります。

 

ルビー 宝石

チェリー・ピンク

 

明るい色調で透明度は高く、スリランカ産に多いものです。

 

産地

 

タイ産

1850年の鉱床発見以来、19世紀から世界のルビーの重要な供給地になっていて、生産量で世界の大半を占めており、現在はミャンマーの鉱山国営化により、タイ産の重要性がより高まっています。

 

ミャンマー産

ほかの産地よりも純粋で大きな結晶のものが採れ、すべてにおいて最高級品とされていて、政府が鉱山を国営化したことで産出量が軽減、希少性が高くなっています。

 

スリランカ産

ピンクがかった赤い色が特徴で、ルビーとしての評価は比較的低いですが人気があります。

 

ベトナム産

1983年の発見以来、調査が行われたほぼ全土で広大なルビーやサファイアの鉱床が発見され、採取されたルビーの原石のほとんどは置物彫刻用とされていて、カットされた石の多くはピンクサファイアに分類されます。

 

マダガスカル産

2000年からルビーの採鉱が始まりました。最高級品の色合いの産出があり、期待がかけられています。

 

そのほかの産地

アフガニスタン、カンボジア、インド、ケニア、パキスタン(カシミール地方)、ロシア、タンザニア、アメリカ(ノースカロライナ州)

 

 

スタールビー

ルビー 宝石

 

スタールビーは表面に光の線が星の形になって現れる(アステリズム)もので、これはルチル(酸化チタン)が繊維状に整列し、一定の角度で交わったときに光を発生するものです。

 

最も価値があるとされるものは、スターの中心がカボションの頂上にきているものや、スターがハッキリと現れているもので、表面がレンズ効果となってアステリズムを現出します。

 

アステリズムの語源は、ギリシャ語で「星」を意味する「アステ」に由来するといわれていて、「強いパワー」「願いをかなえてくれる」「悪を追い払って幸運をもたらす」「良き伴侶を見つけてくれる」などという言い伝えがあります。

 

人為的な処理

 

コランダムの色を人口的に改善する方法はいくつかあります。

 

充填(じゅうてん)

内包などのキズの反射光を抑えて目立たなくします。石本来の色は損なわれず、キズ周辺の白いムラだけが見えなくなります。

 

含浸(がんしん)

コランダムの内包などにあるキズやヒビを、薬品・樹脂や水などの液体を浸して含ませることです。

 

加熱(エンハンスメント)

高温(1000度程度)で加熱すると色の濃さを変えたり、色ムラをなくしたり、シルク・インクルージョン(白っぽい筋状)を溶かして透明度を高くすることが可能で、恒久的な効果があります。

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