ジョージ ジェンセン ジュエリー アクセサリー
ジョージ・ジェンセンによって1904年にデンマークで創業された北欧を代表するジュエリーメーカーです。
ジョージ・ジェンセンは、美術学校で主に彫刻を学び、やがて金銀細工師への道を歩み始め、当初から、銀を用いた銀器やジュエリーなどを製作しています。
これらの銀製品は、出だしから好調だったようで、パリ、ロンドン、バルセロナとヨーロッパ中に販売網を広げていくことになりました。
そして、銀製のティーポット、水差し、食器類などが作品に加わっていくことになります。
日本では、こうした製品は生活様式の違いもあってあまり身近ではありませんが、西欧の生活では必需品を数多く製作していて、そのシェアは大きいのです。
個性
ジョージ・ジェンセンの製品の特徴は、銀の表面をハンマーで叩いたことによる凹凸をそのままデザインとして残した事です。
通常は、叩いた面をさらに磨き上げて滑らかにするのですが、それを拒否することにより、オリジナルの味わいをかもし出すことに成功しました。
そして、宝石ジュエリーに関しては、高価な宝石類は使用せずに、ムーンストーン、アゲート、ラピスラズリ、クオーツなどの安価で手ごろなものを重用します。
事業者として
ジョージ・ジェンセン個人の考え方の追求や、時代の流れに乗り切れず孤立するようなときもありましたが、現在では、ロイヤル・コペンハーゲン社と資本提携しながら、北欧デザインを代表するメーカーとして世界中にその名を轟かせています。