金やプラチナの見分け方
一般に、ジュエリー製品の地金には、金、プラチナ、シルバー、真鍮などが使われていて、金、シルバー、真鍮は用途によって、ゴールドプレーティング(金色)やロジウムコーティング(シルバー色)などにコーティングをする場合があります。
それらを考慮しながら、さらに金やプラチナの見分け方には、見た目、比重、手に取ったときの質感があり、さらに、金やプラチナか真鍮かの見分け方を判断する上で、どのような経緯で製品が作られているのかも推測していきます。
まず、見分け方として色を見る場合に、予備知識としてジュエリーを制作するメーカーや工房はたくさんあることを考慮して、それぞれのメーカーが制作する製品の地金を18金や14金などに精製するときに、例えば18金であれば、75%は金で残りの25%は違う金属ですので、その残りの25%の混ぜる金属の色によっても色合いが変わることを覚えておきます。
さらに、海外からさまざまな製品の流通がありますので、限りなく多様なものが世の中に出回っていて、見た目の色合いや重量感などの印象の違いも無数になりますので、難しくなっていきますが見分け方もそれらを考慮しますが、それらの製品に金やロジウムでコーティングしてしまうと見分け方の判断には限界があります。
もうひとつの見分け方としては比重があって、同じ体積の比較で、シルバー925の重さを1とした場合、18金は1.5でプラチナ900は2くらいの重さになりますので、おなじ体積ならば重量感で比較できます。
たとえば、手のひらに置いた場合、同じ体積(大きさ)であれば、肌が押された感覚を比較することによって見分け方の判断をすることがあり、その感覚としての見分け方として同じ体積同士であれば、シルバーより金のほうが、金よりプラチナのほうが”ずっしり感”があり、何度も扱うことで感覚的に身に付くようになります。