インカローズ ロードクロサイト インカ帝国の宝石


インカローズ ロードクロサイト 宝石の価値

 

インカローズ ロードクロサイト 宝石

最近、人気上昇中のインカローズ(ロードクロサイト・Rhodochrosite)は、インカ帝国が栄えた南米のアンデス山脈で産出されることで親しまれています。

 

インカローズ ロードクロサイト 宝石

鉱物名としては、ロードクロサイトであり、ギリシャ語で薔薇を意味する”rhodon”と色を意味する”chrom”を由来としています。

 

薔薇はロードクロサイト特有の模様で、薔薇の花びらに似ているところからきていて、インカローズもインカ帝国があったところで産出される”薔薇”ですね。

 

色は、ローズピンクや濃い目のピンクに、白の縞模様が顕著に出ているものなどがあって、中でも、指輪やペンダントにセッティングできる程に美しく、鮮やかなピンク色をしているものは、”ピンクのパライバトルマリン”と言われるくらい魅力的な色合いをしています。

 

なお、硬度は4と軟らかい宝石ですので、扱うときは注意が必要で、装飾品として選べるのであればペンダントのほうがベターで、酸や湿気に弱いので、肌に直接着けるようなときは使用後に軽く洗ったり、保管するときは風通しの良いところを心がけてください。

 

現在では、世界各地で採掘されていますが、宝石として使用できるものはほとんど出ていないのが実情で、稀に魅力的な色合いのインカローズに出会ったら、今後の希少性も考慮して手に入れておくことをお勧めします。

 

産地

アルゼンチン、カナダ、メキシコ、ナミビア、南アフリカ、アメリカ

ページの先頭へ戻る