ペリドット 鮮やかなグリーン


ペリドット オリーブグリーンの宝石

 

ペリドット 宝石

ペリドットが最初に発見されたのは、紀元前のセントジョーンズ島(旧トパゾン島・アメリカ領.カリブ海)で、当時はトパーズと混同されていていたのですが、いつの頃からかペリドットという名前に変わりました。

 

この石は、暗いところで輝いて見えることから、夜間に採掘すると効率が良かったようで、語源は「エピソード」という石に色が似ていたことからですが、実際は少し似ているかなという程度のようです。

 

しかしながら、昔は、ルビーとガーネットを同じものとしていたくらいですから、その程度の色の違いは問題ではなかったのでしょう、とても大らかな時代であり、また、ペリドットの鉱物名であるオリビンという語源も「オリーブ」の実に似ていたからというものです。

 

ペリドットの美しい色合いは、鉄分によるもので、その含有量によって、イエローグリーンから濃いグリーンまでのグリーン系統のみで色相が変わり、中でも人気なのは、オリーブグリーンと呼ばれる、オリーブの実をイメージさせる濃いグリーンは評価が高くなって、良質なペリドットは、イブニング・エメラルドと呼ばれるように高い輝きを発するのです。

 

なお、ペリドットは研磨がむずかしく安易にキズが付きやすいので、ジュエリーでお使いのときも、常に注意して扱われることをお勧めします。

 

産地

オーストラリア、ブラジル、中国、エジプト、ミャンマー、パキスタン、南アフリカ、アメリカ

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